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幸福と七夜待ち、そしてローバーについて
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柚木昌幸
2009/7/1 (Wed.) 20:42:19
幸福(アニエス・ヴァルダ監督)を見ました。 ジェントルIセンセーから貸して頂きました。
春にピクニックに行く幸福な家族の映像から始まり、 秋にピクニックに行く幸福な家族の映像で終わる映画です。
ただ、春と秋では、家族構成が、違 う orz
ハッピーエンドの映画です。 ただ、こんなにアンハッピーなハッピーエンドを初めて見ました。 人間は幸せに慣れる生き物です。 安定の後には、より多くの幸せをのぞむ。 見終わってすごく不安になる話でした。 あまり真に思っている事をストレートに表現しないのが仏映画だと思って、 最後のピクニックシーンのどこかに、少しでいいから偲ぶ気持ちや後悔を思わせるワンカットが入っていてくれればそれで良い、と思って何度も繰り返しラストだけ見返したのですが、見付けられなかった。 それどころか、 見れば見るほど、 「ちょっと歩いてくる(一人で)」のシーンが、 日常化した彼女への飽きを髣髴とさせて、 この人は、また繰り返すんじゃないかなと、思いました
タイトル通り、主人公には可愛くて料理上手な愛する妻がおり、自分を慕う幼い子どもも二人おり、前妻よりも若くて奔放な恋人を持ち、仕事も安定し仲間にも恵まれている。 誰かの願いがかなう頃 を思い出しました。 彼はとても幸せでした。 彼は、とても幸せでした。
七夜待ち(河瀬直美 監督)を見ました。 監督が気になっていたのもあるにはあるのですが、 正直鮮やかなジャケットに惹かれたのでした。
七夜待ちってどういう意味なんだろうなと思って調べたら、 立待月。七夜待ちとも言って、観音様に吉凶を占う日 神仏に七夜続けて参り祈願すること。 という意味のようでした。 主人公は何を祈ったのだろう。 こういう系のジャンルが嫌いではないどころかむしろ大好きなのですが、 楽しいか楽しくないかと言われたら楽しくない そんなに…と思います。 言葉も通じない異国の土地で出会った人たちと1週間過ごす間に、 固まっていたメンバーの心が、主人公を介してほぐれて、 家族みたいになって、母と子のすれ違いもなくなって、 硬さがなくなっていくのを古式マッサージに例えてあるのでしょうか。
途中見せる涙から、何かがあったことは解るものの、主人公の日本での過去が明かされる事はなく、 主人公が来る事で止まっていたメンバーの関係が推移するのも解るのですが、 なぜ主人公が潤滑剤になれたのかも良く解りません。 ゲイのフランス人と主人公のマッサージのシーンは比喩なんだろうな、ゲイだし と思いつつも、結局ゲイ設定にした理由はよく解りません。 二人の間にゲイとストレートという距離がある分、ストイックというかクリーンというか、そんな感じはするけれど 主人公はフランス語が解らないのだからこれは気付いていないんだよね、彼がゲイだということに と思うと、 なんだかとてもダイヤモンド☆ユカイ
絵国香織から恋愛要素を抜いたみたいなイメージを持ちました。 そして、 作業しながらBGM的に映画を流しているわたしにとって、 日本人監督が撮ったにも関わらず8割字幕というこの映画は つ ら い … orz
ただ、前述のとおり、 この手の映画が凄く好きです。
今日はイノセンスを見るか、psアイラブユーを見るか迷っています。 見たままの感想なので控えますが、昨日は容疑者Xの献身を見ました。4度目でした。相変わらず好きでした。 本編いらないから解決部分だけ延々と見たい。
最近はネームを切る為の補強として読んでいたはずの
アンドロイドの高性能化(工学)と哲学・人間行動学・心理学・脳科学・進化論とかは実は密接な関係があるから工学はもっと開かれるべきであるよ なぜ人は人を模したロボットを造りたいと思うのかと言うとそれは、使う人を限定しない(例えば携帯電話はお年寄りには使い辛く思われる)究極に使い易いツールは人間であり、 最終的に機械が補えない唯一の仕事が対人のコミュニケーションだからだよ☆ そして、ピカソが骨格や筋肉を医学的と言える程に研究した後にキュビスム・シュルレアリズムに至ったように、 人に模した機械を作る研究をするという事は、より深く人間を理解する研究という事でもあるんだよ☆
みたいな感じの話が凄くおもしろくて、 ネームそっちのけでバスとか地下鉄で読んでは乗り物酔いを起こしています。
タイトルに書いたローバーは、火星無人探査機の名前です。 今も130MBくらいのしかもjavaで動く機械が火星でたった2台だけでひっそりと写真を撮っては送信しているのかと思うと、 なんだか、不思議な気持ちになります。
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